簡易トイレ
かんいといれ
断水時に水洗トイレが使えなくなった際、便器に袋を被せて凝固剤で排泄物を固めて処理する災害用トイレ。
簡易トイレ(非常用トイレ)とは?
簡易トイレ(携帯トイレ・非常用トイレ)とは、地震や台風の災害によって水道が止まった(断水)際、あるいは下水管が破損して水が流せなくなったときに、既存の洋式便器に取り付けて排泄物を凝固剤で処理するための防災グッズです。
災害時に「水や食料」と同様、またはそれ以上に切実かつ早期に直面するのが「トイレ問題」です。
なぜ簡易トイレが必要なのか?
- 水道は流せない:断水時はもちろん、電気が止まるとマンションの給水ポンプが止まります。
- お風呂の水で流すのは危険:下水管が破裂している場合、無理に水を流すと下の階や逆流して部屋が汚水まみれになるため、災害時は「下水の安全が確認できるまで水を流してはいけない」のが原則です。
- 避難所のトイレはすぐに満杯になる:不特定多数が使う避難所のトイレは、不衛生になりやすく、感染症の温床にもなります。
準備量の計算方法
- 計算式:1人あたり1日5回分を目安にします。
- 3人家族で3日間の避難:3人 × 5回 × 3日 = 45回分
- 3人家族で1週間の自宅避難(推奨):3人 × 5回 × 7日 = 105回分
排泄物は素早く凝固剤で固めて防臭袋(BOSなど)に密封することで、長期間回収が来なくても臭いや菌の発生をシャットアウトできます。一次持ち出し袋、および二次備蓄に必ず最優先で入れておきましょう。